2017年04月09日02:37
大槻能楽堂〜『第9回太明藏•太明十郎の会』より

遅くなりましたが、先日行われました『第9回太明藏•太明十郎の会』です。
お囃子の会は、とても珍しいそうで、普段見ているようで、聴いているようで、、、中々ステージで何処にいらっしゃるのかな?って思ってしまうのですが、、、今回、撮影を担当させていただいたことで、鼓の持ち方や太鼓の叩き方等を拝見し、オーケストラなら指揮者がいますが、お囃子、三味線、長唄等々、見る方には見えない《タクト》が振られているかのような、とても興味深い空気感を感じることが出来ました。
そして、特別出演の『文楽 二人三番叟』
本来文楽の舞台では、黒子になって操るお人形なんですが、皆さんお顔出して袴を履かれて、まるで、舞台が踊っているように、華やかな舞台になりました。
続く
2017年04月04日00:11
奉納舞〜氷室神社より

1日、氷室神社【第25回 ひむろしらゆきサロン】にて桜満開地唄舞奉納が行われました。
地唄舞で大活躍の山村流・山村若女さんと山村若瑞さんによります奉納舞です。
2017年03月30日23:28
桜・三味線・道成寺

三味線。。。色々な公演、色々な演目を撮影しているとえっ!?って思うことがホントに多いのですが、その~三味線。
動物の皮を使っているのは知ってたけど、、、、まさか!のこと。そんなこんなのを話してくださったのです。
義太夫の語りに切っても切れない相方のお二人をご紹介しましょう
三味線(写真中央)
鶴澤 津賀榮さん~「義太夫教室」44期を経て平成4年女流義太夫の第一人者竹本駒之助(人間国宝)に入門。平成6年国立演芸場で初舞台。芸団協新人奨励賞・義太夫協会新人奨励賞を受賞。以後、女流義太夫定期演奏会なども出られ、三味線方の中堅的存在で活躍されています。今回は、せつない思い、激しい情念を三味線の音で情景を表現してくださいました。
三味線(写真右)
鶴澤 弥々さん~「義太夫教室」54期を経て、平成14年義太夫協会理事の竹本弥々太夫に入門。平成18年に国立演芸場にて初舞台。平成28年義太夫協会新人奨励賞を受賞。女流義太夫定期演奏会などで活躍する新進の弥々さんです。今回は津賀榮さんとの共演で、心情豊かに表現する為にお二人の三味線で盛り上げてくださいました。

ワークショップもありました〜
2017年03月29日23:52
桜・義太夫・道成寺
ここで、乙女文楽を盛り上げている出演の方々のご紹介です!

【写真左から二番目】
女流義太夫 竹本越孝さん~
昭和47年女流義太夫の重鎮 竹本越道に入門され、同年には東京上野・本牧亭で初舞台。芸団協助成新人奨励賞・清栄会奨励賞・豊澤仙廣賞など多数の受賞をされる中、義太夫の普及にも貢献され、平成12年 国指定重要無形文化財(義太夫節)総合指定保持者に認定。今では一般社団法人義太夫協会理事であられます。
誰もが経歴にうなずける、とても素敵なお声をなさっていて、迫力の今回の題目にぴったりの越孝先生なのでした~
写真だから、、、、お聞かせ出来ないのが、
とっても残念。。。。。


【写真左から二番目】
女流義太夫 竹本越孝さん~
昭和47年女流義太夫の重鎮 竹本越道に入門され、同年には東京上野・本牧亭で初舞台。芸団協助成新人奨励賞・清栄会奨励賞・豊澤仙廣賞など多数の受賞をされる中、義太夫の普及にも貢献され、平成12年 国指定重要無形文化財(義太夫節)総合指定保持者に認定。今では一般社団法人義太夫協会理事であられます。
誰もが経歴にうなずける、とても素敵なお声をなさっていて、迫力の今回の題目にぴったりの越孝先生なのでした~
写真だから、、、、お聞かせ出来ないのが、
とっても残念。。。。。

2017年03月28日21:14
オオサカから和歌山へ
例年、桜の時期に催される桜まつり。
今年は乙女文楽の吉田光華先生が公演をされました。
お能にはじまり、歌舞伎・浄瑠璃・文楽に日本舞踊。。。
様々な演目で知られる『道成寺』
今回は大勢の方々のお力で大盛況に終えられました。
道成寺の御住職さま~日高川町のみなさま
本当に~ありがとうございました~

2017年03月21日00:37
表装デザイン
お彼岸。
春と秋のこの時期、亡くなった方を思い出します。
私の場合、末っ子の為に両親をはじめ、何人も見送ってきましたので、身内はもちろんですが、お一人、気になっていた方がいます。
それは、乙女文楽「吉田光華の世界」舞台写真集(清風堂書店出版)の写真集の一番大事な【表装】のデザインを担当してくださった『宇賀隆生さん』。宇賀さんは、大変失礼なんですが。。。知らない間にご病気で亡くなられていたのです。とてもスマートに私と吉田先生の希望を取り入れ、キラキラの箔押しも上品にレイアウトして仕上げて下さいました。この写真集のデザインが最期の作品となったと後にお聞きしました。私から見て宇賀さんは、スタイリッシュな長身で、優しい言葉使いのオシャレなお兄様のような方でした。この場を借りて、御礼とご冥福をお祈りさせていただきます。
宇賀さん~素敵な写真集に仕上げてくださって、本当にありがとうございました。。。。。

春と秋のこの時期、亡くなった方を思い出します。
私の場合、末っ子の為に両親をはじめ、何人も見送ってきましたので、身内はもちろんですが、お一人、気になっていた方がいます。
それは、乙女文楽「吉田光華の世界」舞台写真集(清風堂書店出版)の写真集の一番大事な【表装】のデザインを担当してくださった『宇賀隆生さん』。宇賀さんは、大変失礼なんですが。。。知らない間にご病気で亡くなられていたのです。とてもスマートに私と吉田先生の希望を取り入れ、キラキラの箔押しも上品にレイアウトして仕上げて下さいました。この写真集のデザインが最期の作品となったと後にお聞きしました。私から見て宇賀さんは、スタイリッシュな長身で、優しい言葉使いのオシャレなお兄様のような方でした。この場を借りて、御礼とご冥福をお祈りさせていただきます。
宇賀さん~素敵な写真集に仕上げてくださって、本当にありがとうございました。。。。。
